2025/09/14 12:00

どうも、こんにちは^.^
今日は、初めて挑戦した「廃材で作った額縁」について日記ふうに書いてみます。
ざっくりですが、気楽に読んでいただけたらうれしいです。
1〜2ヶ月前から、どうしても自分で額縁を作りたくて試行錯誤していました。
私は大きな家具や建物を作るようなタイプではありません。テーブルや竹のオブジェなんかを作れたらかっこいいなぁと思うのですが、そこまではレベルが高い。でも、文章を書いたり、鍵盤や弦を弾いたり、筆を持つような「指先から生み出すこと」は好きなんです。
そんな私でも「額縁だけは自分で作りたい」と思いました。
額縁は絵を収めるものですが、私は本来「何かに収まる」のが苦手です。ルールに縛られるのも嫌い。でも「優しいルール」や「愛のあるルール」なら好きです。
例えば、私の住んでいる平尾台では「道を外れたら危ないよ」というルールがあります。ドリーネという大きな穴がたくさんあるので、外れると命に関わります。こういうルールは守る意味があるし、道を外れないっていう言葉も、なんだかいいなと思います。
そう考えると、額縁も絵の世界における“ルール”のようなものだなと思いました。なくてもいいけれど、あったほうが絵は喜ぶ。だったら、買うよりも、自分で作ってみようと思ったんです。しかも、廃材から。
廃材でつくる額縁
はじめは手ノコでコツコツやっていましたが、喫茶店の常連で大工さんの方が見かねて、丸鋸やチェーンソーなどの道具を一式貸してくれました。さらに廃材も分けてもらって、作り方まで教えてくださったんです。
その廃材は木目が美しく、ひとつひとつ違っていて、一瞬で気に入りました。
それから一昨日、気づけば7個も作っていました。
素人仕事なので接着が甘い部分もあります。でも額縁はおまけのようなもの。
9月13日現在、絵の価格は5,500円ですが、額縁は無料です。廃材も0円、大工さんの知恵も0円でいただいたので、そこからお金をいただくのはちょっと違うなと思いました。
蘇った木と共に
廃材から生まれた木が、絵と一緒に旅立って、また新しい人生を歩んでくれたらうれしいです。
絵だけだと少し寂しい気もしますが、額縁が加わることで「1」から「2」になり、そこから「3」「4」「5」…と可能性が広がっていく気がします。
この文章を読んでくださっている皆さんも、どうかたくさんの「3,4,5,6…」を作り出していってくださいね^^
額縁単品の販売は、もう少し先になりそうです。私はかなりゆっくりした性格なので、気長に待っていただけたら幸いです。
9月13日 原田優
※ちなみにこの額縁は全て一点ものです!原画にあわせて木の質や色を選びました。なので、取り外しができない仕組みになっています。
取り外したい方は額縁を壊して、また再構築してください。壊して生まれ変わるのも、たのしいですから、私に遠慮せずに気兼ねなくやってください!その他、何かありましたらご連絡ください^^