2025/08/27 08:20
今朝も平尾台は虫の声でいっぱいです。何処で鳴いているのでしょう。彼らはとても小さいので目に映り込んでも、何処に点在しているのかわかりません。意識して、目を細め、探すぞ!と意気込まなければ、セミもコオロギも姿を表してくれないのです。
スクールで働いていた時、子どもたちは探すのが上手でした。見つけた虫の名前を彼らはしりませんが、特徴を押さえて捕まえるたびに記憶していました。形状色、大きさ、足の長さ、目が何処についていて、どれほど距離を飛ぶのか。「これはね、去年の夏にも見つけた虫だよ。今日もいたんだ!」
夏と秋は生物音の宝庫です。耳を澄ます時間をとりたいものです。
今日は喫茶店の話をしてみようと思います。
8月の末には夏休みが終わって、平尾台の観光も落ち着いてきました。喫茶店も満席になることはなく、常連さんがポツポツ来て、席数がゼロになることはないくらいの日々です。うちの店はちょっと変わっているのですが、内装と外装も変わっています。元々農機具を置いていた倉庫を改装して、山小屋のように味のある木々を使ったつくりです。私ではなく、オーナーがつくりました。来たことのない人のために言うと、壁はブルーベリーの色です。トイレは黄緑色です。まるでパリのカフェみたいです。日本はアースカラーが流行っていますが、やはり明るい色を使うのは気分が上がっていいです。以前行ったパリのカフェは真っピンクでした。ぺーことぱーこが運営しているわけではなく、普通の従業員が働いて、とてもおしゃれに見えました。服装や肉体が同じであっても、ちょっとしたこだわりが、店を生えさせるのだとおもいます。
常連さんの多くは、雰囲気のいい店を探して、うちにたどり着くそうです。この前来た、バイク乗りのお姉さんは九州のいろんなところに行くそうですが、うちはお気に入りに入っているそうです。バイクで行けるところに限りはありますが、お客さんの背格好や話し方を見るたびに、私よりも雰囲気のある方が多く刺激になります。ブランドが生み出した流行ではなく、彼女にあったものを身に纏っている。雰囲気を知るときに、目を見るとわかりやすいです。雰囲気のある人は綺麗な目をしていることが多いです。艶があると言うのではなく、海や空のような、人間の中の自然が眼球に写っている感じです。
もう少し書きたいのですが、今回はこれくらいで終わります。
今日は草刈りをしないといけないので。
また、明日^^
8月27日
原田優