2025/08/12 10:40



昨日の夜、店に出した絵がほとんど売れました。これを書いている時、残りはあと一枚で、朝起きた時は涙しちゃいました。せっかくなので今の気持ちを綴っておきます。たぶん、この初期衝動を忘れては行けないと思うので。人は忘れる生き物ですから、残します。

 

そうだな、どこから書こう。今日は子どもの絵をたくさん描いたから、子どもの時の話から行きましょう。私は子どもの頃から絵が描けました。赤ちゃんの頃は描けなかったけど、幼児の頃には描けたらしいです。下に兄弟が二人いて、私はお姉さんでした。だから、我慢しないといけない時、楽しいことを探して、絵に行き着いたんだとおもいます。絵は紙とペンがあればどこでも楽しめます。母が妹を産むときに、産婦人科に入院していたのですが、そのそばで私は静かに絵を描いていました。何を描いていたか今は思い出せませんが、きっと生まれてくる赤ん坊を思いながら、そして母が無事に出産を終えて私を抱きしめてくれることを想像しながら描いていました。

 

絵というのは、本来、こういうモノだと思います。だから、戦争とかの絵を描いていると苦しくなって息が詰まります。綺麗な色を使えません。これを書いているのも苦しいくらいです。戦争なんて言葉も使いたくない。ですが、書(描)かなければなりません。母が私を出産してくれたように、あの時の幸せな気持ちは絶対に存在するからです。

 

戦争は無くならないと言いますが、絶対にいつかは無くなります。だって、赤ちゃんを抱っこすると私は幸せになります。幸せな状態であれば、人を殺そうとか、自殺しようと思いません。腕で包まれるほど、小さな生命。殺そうと思いますか?そんなことはできないと思います。赤ちゃんを見て悲しくなるのは、赤ちゃんを失った経験のあるお母さんくらいです。もしくは戦争や悪いことをした人たちの罪悪感です。

 

だから、私は赤ちゃんのために、戦争の絵を描きました。赤ちゃんっていうのは、世界中の人間のことです。みんな赤ちゃんでした。赤ちゃんは名前というプレゼントを絶対無料で貰います。それから、たくさんの人に抱きしめられて育ちます。ということは、全人類がみんなそうだったってことです。みんな抱きしめられたいんだと思います。嫉妬心なのかもしれません。

 

終戦記念日が近いこともあって、戦争の絵ばかり描いていると、脳内がこんな言葉で溢れて脱線してしまいました。。。絵を描いているとうまく文章が綴れない気がします。切り替えがまだ下手なのかも。

 

 

外は大雨で、植物は喜んでいますが、どこかで災害が起こっています。そういう人たちを助けられるようになりたいです。どうすればいいのかわからないけど、とりあえず、今日もかいてみました。